院試反省会 †その他†

2013.09.29.Sun.12:24

さて、これで反省会はラストにするつもりです。


■面接

まず説明の前に東大の方は内容を漏らすなと言われているので立場を明らかにしておこう。

以下、書いていくことは、

・受験前に既に公開されていた情報と一般常識
・および、それから導くことのできる事柄
・内容に関係しない主観的な感想

をただ解り易くまとめたことである、という立場をとる。



さて、
といっても京大は面接を受ける権利さえもらえなかったので、京大については実体験には基づかないorz
あくまで周りから聞こえてきた声によるものである。

京大は、話題を自ら提供するわけだがボコボコにされるらしい。

面接が終わった後、某SさんはTwitterで、
学生がおたおたするのを見て楽しむには面接の時間が少なすぎる
と仰っていた…gkbr


教訓?としては、面接がボロボロだったとしても落ち込むな!?

※あくまで実体験に基づかない勝手な判断。
※まぁ面接がラストなので落ち込んでもかまわない。



さて、東大のほうはというと…
(ここからは気を付けて話さねば)

与えられた時間相応かつ面接で答えられる範囲内の内容に関する面接になるわけだが…
(おそらく京大に比べて)温和だったのだろうw

とにかく冷静に対処すれば筆記を通過した人であれば大丈夫。


よし、内容が無いように書けた!!

※あくまで前述した3点に該当しないことは書いておらず内容は漏らしていない。



個人的には、Peskinゼミで鍛えられていた?ため(受け答えに支障がでるほどの)緊張はしなかった。
面接で重要なのはいかに冷静でいるかに尽きると思う。



そして…

友人等の話しや結果を知るにつれ、面接は“Check”程度に思えてきた。

(京大の発表内容に関しては多少の準備は必要だが)
面接を危惧するよりは、筆記の勉強に励むことをお勧めする。



■おわりに…

長々と“個人的感想”を書いてきたわけだが…

やはり勉強したぶんだけ、対策をしたぶんだけの結果が返ってくるだけである。

いくら情報を知ってるからといって、差がつくのは学力で、である。



これから院試を受けるみなさん、頑張って勉強に励んでください。
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院試反省会 †物性&数学編†

2013.09.27.Fri.15:15

さて、教科編のラストになると思われる記事。


(解析)力学、電磁気学、量子力学、統計力学が学部の物理の4本柱と聞いたことがある。

その通りで院試の問題もだいたいこの4つに分類される気がする。
その他にも出題される物理はあるのか…



■物性

まぁこれは列記した4つの複合分野?といったところだけども。

物性物理学は、問題の「題材」として知っておいて損は無いと思う。

やはり、その場で導出してから物理的意味を考えるのと、現象を知っていてからその性質を計算で導くのでは、スピードも精神の安定も大きく違ってくる。
※すなわち、こうあるべきだ!!と問題を進めていけるようになる。


有名な教科書は、

固体物理学 改訂新版 (SPRINGER UNIVERSITY TEXTBOOKS)
キッテル 固体物理学入門 第8版〈上〉
と、その二巻;キッテル 固体物理学入門 第8版〈下〉

自分は、イバッハ、リュートのほうを所持しているが、いまいちわからないイメージ。


そこで、たまに良い評判を聞く

基礎の固体物理学基礎の固体物理学
(2007/04)
斯波 弘行

商品詳細を見る

を一読した。


んー、あんまり院試情報ではなくなってきたorz



■数学

さて、東大では必ず微積と線型が、京大でも物理数学として出題されるわけだが…

数学については教科書等はあげず、それぞれの出題分野について軽く触れる程度にする。

※これもあくまで個人的感想であり、参考程度にとどめるべきことがらであることに注意!!


●線形代数

東大の1問は必ずこれだが、わりかし物理的バックを持つ行列の問題が良く出る。
※パウリ行列or生成消滅演算等

京大ではそこまで見かけない。


●複素関数論

すなわち、留数定理といっても過言ではないほど留数定理が出る。
むしろ留数定理しか(ry…


●微分方程式

初等的なもの以外には、波動方程式と拡散方程式が頻出。

京大の物理数学はこれを好む気がする…


●フーリエ変換

これ自体が題材というよりも、フーリエ変換を多用した問題は京大の大好物な気がする…

簡単なグリーン関数の方法もこれに近い。
※道具として見かける。


だいたいこんなものだろうか←

京大では、上記を組み合わせたような誘導コテコテの問題も見かける。
そして、多くの場合その物理的意味を見出すと見通しがよくなることが多い。

特殊関数も物性と同様に、事実としてその性質を知っておくと問題を解く際に有利に働く。
※もちろんその場での導出も可能である…




※なお、実解析とδ関数はあたりまえの存在とした。





さて、つらつらと教科別に書いてきたわけだが、、、教訓として。

思った以上に全部出る!!



とかテキトーなこと言ったりして、おわり←

院試反省会 †量子力学&熱・統計力学編†

2013.09.25.Wed.12:07

昨日、brog読んでます!!とか言われたので、あれ、更新する気力が…フツフツ…あれw

さて。

教科別、続きです…


■量子力学

(箱形なんてできて当たり前という前提で)
・調和振動子
・δ型ポテンシャル
は頻出なので押さえておきましょう!!←w

調和振動子は、東大ならともかく問題数が多い京大は、ほぼ毎年出ている気がする…
※KU&他大併願者については「必ずどっかで出会います」。



さて、教科書ですが、

量子力学1 (KS物理専門書)量子力学1 (KS物理専門書)
(1994/02/18)
猪木 慶治、川合 光 他

商品詳細を見る

と、その二巻;量子力学(2) (KS物理専門書)

一択じゃないかと…
※とくに京大受験者。

周知の事実だとは思いますがイギですよ…
※この前、イノキとか言ってるやつに出会った…


この2冊を完璧に仕上げれば問題ないと思う。
電磁気の砂川本同様、丸暗記してもいいレベル。

ただ、2巻は第二量子化等いろいろ書いてあるので、出るとこ出ないとこを確認するのは必須。

※量子力学を一度学んでからの演習書として最適な本としての紹介。


他の教科書としてシッフの

量子力学 (上) (物理学叢書 (2))
量子力学 (下) (物理学叢書 (9))

も有名だけど、評価は知りません←
ただ、問題はたくさん載ってる…




■熱・統計力学

教科書(演習書)を紹介するならば、

統計力学〈1〉 (新物理学シリーズ)統計力学〈1〉 (新物理学シリーズ)
(2008/12)
田崎 晴明

商品詳細を見る

と、その二巻;統計力学〈2〉 (新物理学シリーズ)


からの、

大学演習 熱学・統計力学大学演習 熱学・統計力学
(1998/09)
久保 亮五

商品詳細を見る


という王道コースが存在する。

田崎さんのは整然と(解り易く)書かれてるけど、話題性に欠ける(気がする)。
それを久保本で手を動かして埋め合わせようというコース。

田崎本の内容は、これまた丸暗記するレベルだw

たとえば、
・状態密度の導出
・各量子統計分布の導出
・イジングモデル
・低温展開&BECの議論 etc…

↑どれも頻出かと…


久保本は、最後までやり通した人はいないんじゃないかと聞くので演習には困らないはず。




さて、熱力学は、再び田崎さんの

熱力学―現代的な視点から (新物理学シリーズ)熱力学―現代的な視点から (新物理学シリーズ)
(2000/04)
田崎 晴明

商品詳細を見る


で、自分は勉強しました、と言うだけに留めておく。
※そこまで勉強してないorz


純粋な熱力学、および統計力学と絡めた熱力学はたまに出る。
勉強しておくと選択問題で「逃げ道」として使えたりする←

※熱力学の教科書は有名な本がいくつかあるので、それで勉強してから久保本に進めば良い。



次回へ続く…